コンセプト
THE NATURAL FIT

アナトミカルステムのフィロソフィーは近位大腿骨の自然な幾何学形状に沿ったデザインを使用し、近位部への最適な プレスフィットを得ることを目的として、1980年代に市場に導入されました。MiniMAXは大腿骨髄腔の自然な形状[1,2] を参考にして大腿骨骨幹端をFit&Fill形状で満たすアナトミカルなセメントレスステムです。ステムの長さと形状はサイ ズ毎に検証がされており、骨温存と機械的な安定性を提供することが示されています[3]

WHY MiniMAX

  1. ラテラルフレア形状の為、
    インピンジメントと骨折のリスクを軽減する
     
  2. ステム遠位の特徴的なTIP形状により
    大腿部痛(Thigh Pain)のリスクを軽減する
     
  3. ステムのカーブ形状により髄腔に挿入しやすい
     
  4. 近位のチタンおよびHAコーティングにより
    大腿骨近位部での固定が実現

RADIOLOGICAL OUTCOMES [3]

テクニカル細部

NECK

9°の前捻(anteversion)
鏡面加工された12/14 Euroconeテーパー形状
解剖学を反映しステムサイズ毎に検証されたネック長とオフセット

SHAPE

生理的な負荷を再現する為の最適なFIT&FILL形状
頚体角127°

MACROSTRUCTURES

内側が凹、外側が凸の表面構造

  • 接触面積の向上
  • 機械的な安定性の向上

LATERAL FLARE

丸みを帯びて非侵襲的なフレアデザイン

インピンジや骨折のリスクを最小限に抑える
大腿骨髄腔へのステム挿入を容易にする

DISTAL TIP

遠位が細く短い、そして遠位先端が5°カーブ形状

  • 大腿骨挿入時のガイドとしての役割
  • 遠位皮質骨への干渉を避け、大腿部痛(Thigh pain)を予防

MiniMAXはチタニウム・ニオビウム合金で製造されています。 ステムの表面コーティング
は下記で構成されています。

  • ステム近位3分の2表面はチタンコーティングが近位固定を促す為に施されています。
  • ステム表面全周にHAコーティングが施されています。

人体の骨と同様の化学的特性を有するHAコーティングを使用しています。[4,5,6,7]

左右別、サイズ0~8までの9つのサイズバリエーション

器具類

ONE TRAY IS ENOUGH!

  • トライアルネックはブローチに直接取り付ける事ができるので、
    速やかにトライアル整復が行えます。
  • ブローチのみで大腿骨髄腔に最適な形状を作成します。
  • 左右別のオフセットブローチハンドルが利用できます。
  • AMIS専用インスツルメントを揃えております。
AMISの手技

REDEFINING THR: THE AMIS SYNERGY

長年におよぶ臨床経験によって確立された前方アプローチは、筋間
および神経間を通して行う手術手技の為、筋肉、腱、血管、神経と
いった関節周囲の軟部組織の損傷リスク低減が期待できます。
Medacta Internationalは当社医療機器使用に伴い、医師への教育
機会の提供を行うことで、最小侵襲前方アプローチ手技(AMIS)
に関して学んでいただけるリファレンスセンターは、世界各地に点
在しております。また、Medacta社では、常により専門的なインス
ツルメントの改良、開発にも力を注いでおります。

MiniMAXの使用と共にMedacta社が推進するAMISのメリットを実感してみませんか。

Discover:

  • 確立された最小侵襲(MIS)アプローチ:AMIS
  • AMIS専用インスツルメント
  • AMISモバイルレッグポジショナー:専用手術器械の一部として貸し出される独自の
    牽引テーブルは、AMISをより容易にし、再現性を高めます、
  • Medacta社が開催する当社医療機器の適正・安全使用に関する
    AMIS専用の教育プログラム

AMISモバイルレッグポジショナーは当社のAMIS専用手術器械の
一部として貸し出される独自の牽引テーブルです。
術中操作が困難であった牽引、内転、過伸展の脚の位置決めを
効果的且つ確実にさせることで、AMISをより容易にし、
再現性を高めます。

AMIS & MiniMAX

  • MiniMAXは矢状面と前額面でのカーブ形状により、
    最小限の展開で大腿骨への挿入が可能になります。
  • ステム長は最小侵襲アプローチに理想的な長さです。
  • ステム遠位の特徴的な形状がステムを髄腔へ挿入する際のガイドとして利用できます。
 
参考文献

[1] Noble PC, Alexander JW et al. The Anatomical Basis of Femoral Component Design. Clin Orthop. 1988; 235: 146-65.
[2] Husmann O, Rubin PJ et al. Three-dimensional Morphology of the Proximal Femur. J Arthroplasty. 1997; 12(4): 444-50.
[3] Data on file: Medacta.
[4] Hardy et al. Bonding of Hydroxyapatite Coated Femoral Prostheses JBJS vol 73-B, No5, Sept. 1991.
[5] Hardy et al. Aspects Radiologiques de l’Arthroplastie Fémorale Revetue d’Hydroxyapatite et correspondence Histologiques Acta Orthop. Bel. Vol 59, Suppl I, 1993.
[6] Hardy et al. Projection d’Hydroxyapatite sur Prothèses Articulaires : Progrès ou Illusion ? Acta Orthop. Bel. Vol 59, Suppl I, 1993.
[7] Fraissinet P, Hardy D et al. Histological analysis of the bone-prosthesis interface after implantation in humans of prostheses coated with hydroxyapatite. The  journal of Orthop Surg. 1993; 7(3): 246-53.

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